ビットコイン投資のメリットを解説! FXや株との違いは?

ビットコイン投資のメリットを解説! FXや株との違いは?

ビットコインを始めとする仮想通貨でトレードする場合、上場株投資やFX(外国為替証拠金取引)と比較して、どのようなメリットがあるのでしょうか。

また電子マネーとの違いはどのような点でしょうか。
まずはメリットから見ていきましょう。

ビットコインのメリット

ビットコインのメリット

1.24時間365日取引可能

ビットコインなどの仮想通貨の場合、土日だろうが祝日だろうが関係ありません。

24時間365日取引可能です。
これは極めて大きなメリットです。
仕事や学校から帰ってきてから取引したり、休日に取引したりもできます。
FXも株式は、土日は取引できません。
平日は忙しくて取引できないけれどデイトレードをしたい場合でも、ビットコインなら可能なのです。
この時間の制限がないという特徴があるからこそ、サラリーマンや主婦、強いてはキャバ嬢など夜の仕事をしている方でも取り組みやすい投資とも言えます。

主婦やキャバ嬢でも 取り組める投資や資産運用に関してはこちら

2.少額から取引可能

必要な金額については、どのような取引をしたいかで変わってきます。

とはいえ、FXの場合、自由に取引したかったら数万円以上欲しいでしょう。
株取引だったら、10万円でなくもっと大きな金額が欲しいところです。
しかし、ビットコインは1,000円からで十分取引できます。
取引単位が極めて小さいので、これくらいの額で十分です。
もちろん、初めから大きな金額を投入してもOKです。

3.送金の自由度が高い

例えば、FXで米ドル/円(USD/JPY)を買っているとします。
その米ドル/円を他のFX口座に移したいと思っても、それはできません。
株式の場合は、別の証券会社に移管できます。
しかし、その際の手続きが大変な上に手数料も無視できない大きさです。
この点、ビットコインなどの仮想通貨は制限がありません。
いつでもどこへでも送金できるのがメリットです。
ある取引所から別の取引所に送金できますし、取引所から自分のPCのウォレットに送金するのも簡単です。
しかも、即日で無料もしくは安価に実行可能です。

4.将来性

具体的な数字などで比較するのは難しいですが、仮想通貨には大きな将来性を期待できます。
世界中の企業がブロックチェーン技術に注目し、有名企業が様々な分野で取り組んでいます。
ブロックチェーン技術や仮想通貨は、まだまだ発展途上です。
そこで、将来に期待して、仮想通貨を買って保有する投資を検討できます。

そもそもビットコインとは? 電子マネーとの違い

そもそもビットコインとは? 電子マネーとの違い

1.ビットコインは電子マネーではない

ビットコインは紙幣や硬貨が存在しないため、電子マネーと混同している方も多いのですが、性質上は全く異なります。

電子マネーを使用するためには、事前にカードへチャージ(入金)する必要があります。
そうすることで入金した額を買い物などに使用することができ、わざわざ財布からお金を出す必要がないというのが電子マネーの仕組みです。
支払い時にポイントがつく場合もありますが、それは電子マネーを発行している会社独自のサービスであり、「円」という枠からは出ていません。

一方ビットコインは、現実に紙幣や硬貨がなくとも、「円」「ドル」「ユーロ」などと同じ通貨なのです。
そのため「BTC」という通貨単位も存在していますし、日々相場も変動しています。
ただ、ビットコインは円やドルと違い、国や銀行などのいかなる組織にもコントロールされていません。
インターネットを通して世界中の誰にでも送金でき、手数料も格段に安くなっています。

2.発行関連の違い

ビットコインは不特定多数の人が発行できるのに対して、SuicaやEdyといった電子マネーは、特定の企業・機関が消費者からデポジット(チャージ)されたお金(円など)を元に発行されます。
ビットコインには、政府や銀行などの信頼できる発行元(中央機関)が存在せず、ビットコインを利用する不特定多数の人が、マイニングという作業を行うことで、ビットコインの新規発行を行っています。

3.価値の保証の違い

ビットコインでは国や企業に価値が、保証されていないので、ビットコイン自体の価値がなくなった際に、損失はすべて自分で背負うことになります。

一方、電子マネーは、発行主体の企業や個人が倒産した場合、全額ではないですが、一部のお金が戻ってくることがあります。
利用者の保護のため、資金決済法で、電子マネーを発行する一部の企業や機関に、発行保証金を法務局に申請することが義務付けられているからです。